仕事をしていると「やる気がしない」「モチベーションが上がらない」って時ってありませんか?
真面目で責任感のある人が、仕事のやる気が出なかったり、モチベーションが上がらないと「自分は無気力人間になってしまった」と悩んで相談を受けたこともあります。
今回は、仕事でやる気がでない時の対処法を詳しく解説していきます。
まず、最初に伝えたいのが「仕事のやる気が出なかったり、モチベーションが上がらない」ことは、誰にでも起こることであり、自分を責めたり過度に不安に思ったりする必要はありません。
そんな時は、やる気が出ない原因や自分の心理状態を正しく認識することで、適切な対策をとることができるようになります。
仕事のモチベーションが上がらない原因
仕事のモチベーションが上がらない原因は人によって様々ですが、ここでは代表的な原因を6つ紹介していきます。
心身が疲れている
「業務量が多過ぎる」「業務の難易度が高すぎる」など仕事で過度なストレスがあったり、「深夜まで残業が続いている」「休みが取れない」など仕事で心身が疲弊している。またはプライベートで過度なストレスがある場合なども仕事へのモチベーションが上がらない原因となります。
今やっている仕事に魅力を感じない
「誰でもできる雑務をやらされている」「やりたいと思わない仕事を任された」など仕事に魅力が感じられない状態もモチベーションが上がらない原因となります。
目標が決まっていない/適切ではない
仕事の目標が定まっていなかったり、目標が達成できない高すぎるものだったり、逆に低すぎたりすることもモチベーションが上がらない原因となります。
人間関係にトラブルを抱えている
職場の人間関係がうまくいっていない場合もモチベーションが上がらない原因となります。
周りにモチベーションが低い人が多い
人間は流されやすい生き物なので、周囲にモチベーションが低い人が多い環境はモチベーションが上がらない原因となります。
正当な評価や報酬が得られない
努力をして成果を出しても正当な評価が得られなかったり、成果に見合った報酬が得られない状態もモチベーションが上がらない原因となります。
仕事のモチベーションを上げる方法
心身が疲れている場合など→メリハリをつけて、しっかりと休む時は休む
責任がある仕事や役割を任されると休日も仕事のことが気になってメールをチェックしたりしてしまいがちです。私も20代のころはそうでした。
しかし、それでは心身の疲れがとれないと感じ、仕事が終わったら会社の携帯電話は玄関の棚に置いて休日はもちろん、平日も帰宅したらメールも電話も見ないし、出ないようにしました。
メールは即レス、電話もいつでも出れるようにすることが仕事をスムーズに進められると思っていましたが、夜や週末に返事がなくても仕事が滞るようなことはありませんでした。
むしろ仕事から完全に離れてリフレッシュし、心身を休める時間を持つことの方が、日々のパフォーマンスを上げるうえで重要だと思います。
最近は質の高い睡眠にも興味があり「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んで、著者の西野先生の講演にも参加して質の高い睡眠を研究しています。
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私は西野先生の講演を聞いて、枕を買い換えました。枕を変えてから睡眠の質が高まった気がします。ちなみに私が使っている枕は↓コチラです。
睡眠以外にも、栄養バランスの良い食事、適度な運動など、健康にはとても気を使っています。
健康に気を配るようにすると仕事のパフォーマンスも高まっている気がします。
今やっている仕事に魅力を感じない→主体的に仕事に取り組む
「誰でもできる雑務をやらされている」「やりたいと思わない仕事を任された」など、指示された仕事を受動的にやっているとモチベーションは上がりません。同じ仕事でも自分の意志や判断に基づき、責任を持って取り組むことでモチベーションは高まります。
どんな単純作業でも自分事化して創意工夫すると楽しくモチベーション高く取り組めます。またモチベーション高くやった仕事は質も高くなるので、同じ単純作業でも成果に差が出ると思います。
質の高い仕事をしていれば、やりがいのある仕事を任せてもらえる確率も高まります。
目標が決まっていない/適切ではない→適切な目標を設定する
仕事の目標が定まっていなかったり、目標が達成できない高すぎるものだったり、逆に低すぎたりすることもモチベーションが上がらない原因となります。頑張れば達成できるレベルの目標がモチベーションを高めてくれます。
そして「頑張れば達成できるレベルの目標」を達成することです。目標を達成するとモチベーションは更に高まります。
人間関係にトラブルを抱えている/周りにモチベーションが低い人が多い/正当な評価や報酬が得られない→異動や転職など、働く環境を変える
モチベーションを高めるために自分なりに様々な工夫をしてみたけど、どうしても自分の力では変えられないという時もあると思います。どうしても合わない上司や同僚がいる場合には、関係を改善する努力をしても相手が変わらない場合などは異動を希望してみるのも良いかもしれません(上司と合わない場合は人事に相談するなど)、またモチベーションが低い同僚などと一緒にいると自分のモチベーションまで下がってしまうこともあると思います。そんな時は思い切って付き合う人を変えてみるのありだと思います。
また正当な評価が得られないなどの場合も、まずは成果を出し続けて正当な評価が得られるように努力する必要はあると思います。日頃から評価者とコミュニケーションを取って評価者が求める成果を目指しましょう。
それでも評価が得られない場合は転職なども選択肢になってくると思います。キャリア戦略や転職ノウハウなどは別の記事で詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。
プライベートを充実させる
異動や転職がすぐにできない場合は仕事は仕事と割り切ってプライベートを充実させるのもありだと思います。とても多忙な上司が湘南に住んでいて毎朝サーフィンをしてから出社していました。責任も重くストレスフルな仕事だったと思いますが、いつも笑顔で気力に溢れている印象があります。
仕事のモチベーションを上げるコツ
行動してみる
何か「やる気がしないな…」と思うことは誰にでもあると思います。そんな時は、なんでも良いから行動をしてみることです。頭を使わなくても良い作業などを時間を決めてやってしまうと、なぜか気持ちが前向きになることがあります。
作業すらやる気にならない時は「気分転換に少し歩こうと外に出たり」「コーヒーでも飲むかとカフェに行く」など自分で主体的に行動を起こしてみることで気持ちが切り替わることもあります。
モチベーションを上げるルーティーンを持つ
モチベーションを上げたいと思った時に、毎回同じ「儀式」をすることです。これはスポーツ医学の分野では既に有効性が実証されている考え方です。
日本のプロ野球や大リーグで数々の偉業を成し遂げたイチロー選手が、「打席に入る前に同じ動作をおこなったり」「毎朝カレーを食べる」といったルーティンをおこなっていたのは有名な話です。
またラグビーの日本代表として活躍した五郎丸選手がキックの前におこなった「五郎丸ポーズ」も有名です。
同僚で集中力を高めたい時に必ずスターバックスの好きなコーヒーを飲む人がいましたし、ハンモックチェアをオフィスに置いていてランチ後に必ず15分くらい瞑想(お昼寝)している人もいました。
モチベーションが上がる音楽を聴く
これもルーティン化している上司がいました。大切な商談の前にいつも決まった音楽を聴いていました。なんて曲か教えてくれましたがジェネレーションギャップで私には何の影響も与えてくれませんでしたがモチベーションが上がる曲を持っているのは良いと思いました。
まとめ
今回は、仕事でやる気がでない時の原因や対処法を詳しく解説しました。
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